コケても良い場所

ちゃんとバイクに乗るようになって(リターンして)から、
そろそろ9年くらいになります。

免許歴自体は16歳で原付、18歳で普自二(ムカシの中免)と
きてるので、免許歴だけなら22年か。

ちょっと思うところがあったので、今日は少しまじめに書きます。
お題は”コケても良い場所”について。

もちろん、コケるということは、自分の怪我やバイクの破損なワケで、
純粋にコケても良い場所なんてのがあるわけじゃありません。
ただ、”転倒することでわかること”があるのも事実です。

何がわかるのかというと、その、転倒の原因がわかるんです。
当たり前の話しですが、かなり重要なことだと思います。

あんまりにも”ぼーっと”走ってて、
何が原因だったか思いあたらない、ってこともあるでしょうが、
その場合は、”ぼーっと走ってたこと”が原因です。

少しでも意識があるときだったら、
”進路上に障害物があった”とか、”雨で路面が濡れてた”とか、
”第三者が急に飛び出してきた”とか、いろいろ思い当たるでしょう。

もう少し考えてみると、
何らかの原因も元に、”急ブレーキをかけたから”とか、
”バイクを倒しすぎたから”とか、
大型車の場合は、バンク中に”アクセルを開けるのが早すぎた”とか。

何に対して、何を、どれくらいやったからコケたのか。
それが理解できると思います。

バイクという、リスクのある趣味とつきあっていくためには、
そんなことを、なるべく早いタイミングで知っておいた方が良いと思うのです。
なので、コケても良い(リスクの少ない)場所があった方が良いわけです。

そして、どんな状況だと大事に至らず、どんな状況だと大事に至るのか。
状況をよく見て正確に判断することが何より大事なわけですが、これは
注意力をベースに、知識と経験量に依存しますので、今回は割愛です。

コケても良い場所というは、路面状況の確認が容易で変動が少ない場所、
進行方向が単一で他者が横断・交差してこない、走行者専用の場所、
いわゆる、クローズドな場所をさします。

オンロードなら、講習会とかサーキットとか、オフロードなら専用コースとか。

そこで、コケる経験を、なるべく低リスクで、同じ条件の場所で体験することで、
何を、どれくらいやったらコケるのか、どれくらいだったらコケないのか、
その辺りが理解できると思います。

もちろん無理にコケる必要はなく、コケなければそれはそれで、
その条件(路面などの環境)の場合、自分ができることを確認できます。

ただし低リスクとは言っても、それは一般道に比べての話しなので、
サーキットなどの高速系での転倒は、リスクもありますし費用もかなりかかります。

オフロードの場合は、装備一式を揃えてしまえば、オンロードよりは
コストは少ないと思いますが、身体への負担は大きいかもしれません。

一番手軽なのは、プロテクター類を整えて、低速系の講習会に行くことでしょうか。

人それぞれ、バイクの楽しみ方は違うと思いますが、
長く楽しみたくない人はいないと思います。

もし、少しでも、長く安全に楽しみたいと思われたら、
一般道をなるべく低リスクで走りたいと思われたら、
自分に合った、”コケても良い場所”を見つけてみてはいかがでしょうか。


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コメント

“コケても良い場所” への4件のフィードバック

  1. てつ

    こけないことには、色々な意味で限界を知らないわけで・・・
    とはいえ、この歳になってこけたくもないなぁ。

  2. や。

    コケる寸でのところで限界気付ければイチバンいいですね。ヘ(゚∀゚*)ノ

  3. ojann

    お金がなかったので、おんぼろ原付で練習してました、よくこけたな・・・・。
    でも、今、とっても役に立ってます。

  4. よく練習でコケまくってました。
    おかげさまでギリギリの線がなんとなく分かるようになりました。
    今、転ばないように走る事にとても役に立ってます。
    ほんっとに昔は転んでたもんなぁ~。(TωT)

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