むかーし昔の西暦1980年代前半、場所は青森の片田舎。
当時中学2年の少年が愛読していた少年サンデーに、”ふたり鷹”という漫画が掲載されていました。
同じ名前・同じ誕生日の2人の高校生が主役のオートバイ漫画で、街の走り屋から成長し、途中からレースに参戦していくという、今ではすっかり定番のストーリーだったんだけど、今思うとたぶん、シナリオはかなりムチャくちゃです。
でも、チャリンコにしか乗ったことのない、純朴な田舎の少年に影響を及ぼすには充分で、すっかり影響されてしまい、オートバイという乗り物に、思い切りあこがれを募らせました。
・・・これは以降、もう時効ですね。・・・
その頃から、実家にあった”HONDAのCD50 ”(クラッチ付のビジネスバイク(カブみたいなもん))を引っ張り出しては、夜な夜な乗り回すようになりました。(笑)
初めて乗ったときには半クラッチができなくて、見事ウィリーを決めたりもしましたが、未だにそのときのこと、初めてバイクに乗った時のうれしさは忘れません。
そしてその少し後、今度はかの有名な、”バリバリ伝説 ”という漫画が始まりました。CB750F 乗りの巨摩郡とGSX750S刀 の聖秀吉、これもまた二人の高校生が主役なんだけど、”ふたり鷹”とはリアリティが全然違っていて、これも当然、がっつりとハマりました。
(主役のグンもカッコいいけど、ライバルの秀吉がかっこよすぎです。泣けます!)
もちろんお約束ですが、チャリで走るとき、「かめっ!」と言ったり、
出がけにバイクのキーが見つからないと、ちょっと心配になったりもしました。
そしてさらに、あこがれは募っていったのでした。。。
つづく
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