SMT グッドライダーミーティング千葉2014

5/17、グッドライダーミーティング千葉2014 に参加してきました。
昨年も5月の回は参加してました。)

今回は講習内容もセクションごとにポイントを絞って、新しい課題も多くありました。
千葉のグッドライダーミーティングは、毎回ポイントを変えて教えてくれていて、指導員さんたちには本当に頭が下がります。

あと、5/24にベストライダーコンテストがある影響か、コース設定は若干タイトに作られていました。
知人のブラックバード氏によると、応用走行の後半のパイロンスラロームは、ハンドルがロックtoロックだったそうです。(セパハン参加のキビシさは、、、お察しします)

 
【今回のポイント】
■「ノーブレーキで曲がると、何となく不安、だよね?」

コーナリングセクションのポイントでした。
たとえ30km/hであっても、交差点にノーブレーキで入るとラインが膨らみます。
※コツは無理やり曲げない事。無理に曲げると、この課題の趣旨がつかめません。

 
ノーブレーキで曲がると、、、
・曲がらない、ラインが膨らむ
 フロントサスが入ってないので、曲がる力が弱い
・曲がり始めのきっかけが掴めない
 曲がり始めが遅れたり、ムリに曲げようとして挙動が乱れたりする

 
それを体感した後、交差点進入が30km/hになるようにアクセルオフ+ブレーキで走ると、当然なんの問題もなく、想定通りのラインで走れます。
50km/h走行 → 30km/h進入でも問題なし。

 
そこで冒頭のH指導員の言葉「ノーブレーキで曲がると、何となく不安、だよね?」
普段、ほとんどのコーナーで無意識でブレーキを当てて走っている気がしますが、この課題によって、今までもやっと感じてたことを、はっきり体感することが出来ました。
やはり、「曲がれる速度であっても、ブレーキングしながら曲がる」方が、安定感があります。

 
 
【LC8(990SMT)的ポイント】
■ストレートパイロンスラローム、Uターン
 ・半クラ必須!
  それさえ割り切ってしまえば、切り返しは速いし、すごく良く曲がる

■オフセットパイロンスラローム
 ・半クラが便利!
  クラッチ無しでも走れるが、それだと大回りになりがち

■コーススラローム
 ・エンブレのバックトルクで車体が安定!
  複合コーナーのような長いバンク中、コーナー前半はバックトルクで、後半は
  アクセルONで安定する。ただし、エンブレ → アクセル時のドン付きに注意
  (速度が低めの時は、半クラ推奨)

■低速バランス系
 ・エンストだけ注意!
  それさえ気をつければ、こんなにラクなバイクはない

■低速走行
 ・15km/h以上ならイケる!
  2,000rpmちょいで、クラッチ無しでも走れます

 
今回はただ一点、応用走行が短く(4周?)ペースが少しまったりしてた部分だけ、調整していただけると、言うこと無いんですけどね~。
ペースが上がって「これ以上は厳しいな」と思ったら後ろの人に先に行ってもらう、ということも、自分の技量を知ることにつながると思うんです。


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コメント

“SMT グッドライダーミーティング千葉2014” への6件のフィードバック

  1. 黒鳥いとう

    どうもお疲れ様でした!思ってたより暑かったですね!
    応用走行のパイロンスラロームきつかったです、スラロームの速度はあれくらいが限界でしたよ(いや、もうもうちょびっといけるかな)。手が挟まりながらアクセルワークは練習になりました(汗)
    今回も応用走行は少しまったりでしたねぇ、白バイさんがバンパーを擦りながら先導ってのもまた見てみたいですねぇ。

  2. もり

    >黒鳥いとうさん
    暑い中、おつかれ様でした~。
    あのコース設定を、セパハン&重たいブラバで走ってる時点で、すごい上手いな~っと思ってました。ワンミスしたらしんどいですよね?

    応用走行はやはり、指導員さんの後ろが良いです。特に自分の車両に似たタイプの指導員さん。特に、I指導員かH指導員に付くと楽しいですよ~。
    自分はチギられてしまいますが、それで己の限界を知ることが出来ます。(T-T)

    今度はぜひ、ツーリングでもご一緒しましょう~。(^^)/

  3. 水道屋

    なかなか内容が濃いですね~

    曲がり初めのブレーキはとっても大事って認識しています。
    特に、もりさんと走る時は必須(笑)です。

    コーナーアプローチ時はブレーキリリースでたおしこみのリズムを掴みます。
    だら~っとノーブレーキで入るのは予想外に膨らんで怖いですよねぇ~

    ブレーキングとリリースのタイミングがわかれば、どんなワインディングでも
    安全にハイペースで走れるように思います。
    特にチョーハイペースからのハードブレーキング後のコーナへの飛び込みはリリースのタイミングが大事ですよねぇ?
    また、右左とフルバンクでの切り返し時も、当てブレーキが大事かな?
    あと、バンク時に当てブレーキでバイクを起こすなんてことも、誰か?と走る時は必要な技でして・・・

    スラロームは990ではニガテかもね・・・
    特にロック・ツー・ロックのようなスラロームは半クラ使えないと厳しいかも。
    ま、ワタシには出来ませんけどね(下手)

    もりさん、あんなにバイク上手いのに更に腕磨いて・・・いったいどちらまでお出かけで?(笑)

  4. もり

    >水道屋さん
    似た感覚ですな。笑
    こないだのツーで、ハードブレーキ後に「寝ない」症状があって、セッティングをいじろうとしましたが、、、今のセットがどうも、万能らしいです。
    締めてもゆるめても、なんか今一つで。。。(-“-)

    あ、でも、バンク時の当てブレーキは、車体が起きないほうが好みです。
    軽く当てると内向性が強まるような感じの。

    件のストパイは、、、たまたまうまくこなせて?一つオトナになった気がします。

    そして目標はモチロン、、、「コケないオサーン」です~♪

  5. 黒鳥いとう

    もりさん
    >ワンミスしたらしんどいですよね?
    超しんどいですよ、復活まで(ラインにのせなおす)結構時間がかかったりするので
    また、もりさんに千切られてしまうでしょう(;_;)

    バンク時の当てブレーキはコンビブレーキの場合姿勢の変化は極小ですかねぇ。
    反対に寝かせたい、起こしたいってのがうまくできないので、体使って起こしたり寝かせたりしないといけなくてちょっとしんどいっす。
    サスも山で走る速度に合わせて、1Gで前のめりにしてるので(コンビブレーキでフォークが沈まないので)低速だとめちゃくちゃ切れ込みますよ、講習会の時は後ろのイニシャル一番抜いたりしてますけど万能のセットってまだ見つかってないですねぇ。

  6. もり

    >黒鳥いとうさん
    ですよね~。。。

    自分も9Rの頃はラインがシビアだったように思います。
    比べると今は、エンジンの扱いはシビアだけど、ラインはラクだなぁ。

    ブラバのコンバインブレーキ(でしたっけ?)は、1度知人から借りて
    八の字やりましたが、、、どうにも制御できませんでした。

    切れ込みもだいぶ強かった気がするので、黒鳥いとうさんと似たセット
    だったのかもしれないですね。

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