事故について考える

つい最近、知り合いで2件、事故がありました。
1件はもらい事故、1件は自損事故。

 

結果として、装備の違いもあったにせよ、
もらい事故は、ライダーは軽傷、バイクのダメージは自走可能レベル
一方、自損事故は、ライダーが足にけっこうな怪我、バイクは廃車レベル。

直接聞いた訳ではないので、詳しい状況はわかりません。
ただ、もらい事故の方が通常、被害が大きくなりがちだと思います。

 

バイクにはリスクがつきまとうのは、理解しているつもりです。

ただ、しばらく起きていなかったことが、まとまって起きると、
改めて考えさせられることも多い訳です。

 

バイクに乗るためには、

■アクティブセーフティ(事故を防ぐ)
(姿勢)
・危険を推測できる考え
(回避)
・基本的な操作技術
・応用的な操作技術

■パッシブセーフティ(被害を最小限にする)
(防御)
・ヘルメット・ウエア等の装備
(保険)
・強制保険・任意保険

 
いずれも完璧にすることができない以上、すべてが重要で、
どれかひとつを欠いても、バイクライフは楽しいものではなくなるかもしれません。

 
ちょっととばして走ってるとき、自分は、
アクティブセーフティを行っている”つもり”ですが、
想定外のことが起きたら、対処できる保証はありません。

ぼんやり運転してるとき、自分は、
基本的な運転技術のみで走行してるときがあって、
危険予知をしてないので、対処も遅れ気味です。

それでも今、こうしてバイクに乗ってられるのは、
運がよかったのだと、感じてます。

 
人間ですから、100%の集中力をキープできるワケはありません、が、
80%くらいの集中力を保てるように、
基本技術が少しでも向上するように。

バイクに乗り続ける以上、
それを続けて行かなくては。

そう、思った一日でした。

 
#当事者のお二方。
ブログに書いてしまって、スミマセン。
身体・バイク共に、早期回復をお待ちしております。


投稿日

カテゴリー:

, ,

投稿者:

タグ:

コメント

“事故について考える” への7件のフィードバック

  1. たっくん

    確かに気合いが入ってる時は集中してるんで意外と事故らないもんですよね、
    自分も去年、奥多摩でコケたんですが、峠から峠の移動中の普通の道でした。 
    乗ってる時はどんな場面でも集中力を維持しないと一瞬の油断が危ないんですよね。

  2. わかごん

    今回は自分の能力以上なことをやってしまったんだと反省してます。
    前の人についていくのに必死だったのも要因だったように思います。
    バイクの性能も違うのに・・
    後は路面温度がかなり低かったこと、
    日陰であったこと、
    濡れていたこと・・
    などなど全部が重なりました。
    ハンドルが何故かぶれて、カーブで切れない状態になってしまい、
    前に突っ込むか、次のコーナーで崖か・・
    っていう状態で、こけるしかない、、
    とこけたのですが、後続車のことまで考える余裕はありませんでした。
    後続車のバイクは車間距離を開けておらず、
    急に止まれるわけもなく・・
    ワカゴンの投げたバイクのフロントタイヤに乗り上げ転倒。
    後続バイクが転倒したワカゴンの上に転落。
    で、ワカゴン負傷。
    幸いなことに、後続のライダーは無傷でした。
    バイクもハンドルが少しずれた程度で済みました。
    本当に本当に、これだけで済んでよかったと言えるほどに無残な廃車ぶりでした。
    今後はもうちょっと余裕をもった走り方をしなければ、、と思います。
    自分の能力以上のことは本当に控えるべきだと。
    みんなに多大な迷惑をかけて学ぶ私はおろかだけれど、またバイク人生を楽しみたいと思います。

  3. てつ

    でも、バイクの場合パッシブセーフティの限界が低いですよね。
    それだけ危険と隣り合わせな乗り物ってことですよね。気をつけなきゃ。

  4. もり

    たっくん>
    集中力が落ちてるときって、ホント対応が遅れますよね。
    お互い、気を付けましょう~。(^^)

    わかごん>
    身を持っての学習、痛そうだけど、身に付くと思うよ。
    たぶん、復帰も早いんだろうけど、十分養生してください。
    で、講習会、ね。(^^)

    てっちゃん>
    だね。
    何より大事なのは、使い古された言葉だけど”かもしれない運転”
    けど、このネーミング、昔から思ってたけど、伝わりにくいと思う。。。

  5. わかごん

    オフを攻め様と思っていた矢先の出来事。
    講習会なども参加しようと思っていた矢先でしたので、ますます、基本を抑えなくては・・
    と思いました。
    バイクに関しては、ちょうどよい時期だったんだと。
    大事には至らない程度で、私のバイクは何かを教えてくれたんだろう・・ と思います。
    燃費も著しく悪くなってしまい、何か悪いかな・・
    と思っていたので、もしかしたら 整備不良も原因のひとつなのかもしれません。
    今後はもっと責任もって運転したい、と思います。
    はやく治して、新しいパートナーを見つけるぞ!!

  6. Jin

    ハイ。もらったのは私です。
    転倒したのは8年間のバイクライフのうち2回。
    どちらも
    ・遠方からの帰り道
    ・渋滞
    ・日没後
    ・急制動から派生する転倒
    という感じで,共通項がありました。

    1回目:前方車両との車間と車速の認識間違い(暗くてわかりにくい)と,認識遅れ。
    2回目:隣接車線の車両との車速差を甘く見積もって距離をおかなかったことによる危険予測の甘さ。
    アクティブセーフティとは,常に現在おかれている状況を分析して,事故のリスクを最小限にしつつ,スムーズに走行することが重要ですよね。
    ツーリングの帰りなど,蓄積された疲労や,夕暮れ時の視界の悪さなど,状況を分析するためにはマイナス要因が多くなってきます。
    大事に至らなかった事でこれに甘んじることなく,一層のファン&セーフティライドに精進したいと思いました。
    もりさん,Blogに書いてくれてありがとう。
    よい戒めになります。

  7. わかごん

    じんさんだったのですね!
    これも 何かの縁ですね・・
    お互い、注意しましょう。。。。。。
    本当に万全にしていい加減。
    よい加減 と言うくらいで ちょうどいい。
    どれだけ自分が気をつけていても 避けられないこともある。
    人生の教訓にしたいと思います。

Jin へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA