事故の増加の件です。
先日のGRMで、講習が始まる前に、二普協の方からコメントがありました。
「去年までは減少傾向だった千葉県の二輪死亡事故が、今年は増えている。
直近の事故では、若いカップルのタンデムが、前のクルマを右側から追い越そうと
したところ、そのクルマが急に右折し、不幸にも男女とも亡くなった。」とのこと。
山間部以外なら、通年バイクに乗ることが可能な、数少ない地域の千葉、
暖冬のおかげで、冬場でもバイクで出かける人が多かったんだろうな。
とか、思ってみたり。
タンデムで追い越しをする必要があったんだろうか。とか。
前のクルマだけが悪かったんだろうか。とか。
装備はちゃんとされてたのかな?とか。
そんなことを考えてました。
また、別の件ではあるのだけど。
去年の講習会で耳にする事が多かったのコメントに、
「今年の死亡事故は、前年に比べてマイナス○人、前年比でいうと○%で、
今年は優秀です。」的なもの。(言葉の言い回しは正確ではないですが)
実際問題、亡くなる人をゼロにはできない(だろう)し、警察としても活動の指標として、
”数字”化しなければいけないワケだけれども。
亡くなってる人は、常に累積加算しかされないのだから、
事故で生まれるものはなく、事故の死亡者は増えるだけなのだから。
その言葉のギャップにはいつも、考えさせられるのです。
もし、それが家族や知人であったら、どれだけつらいだろうか、とも。
結論のでないことを書いてしまいましたが、何か、何となくでも伝わったでしょうか?
伝わると良いのですが。
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