今日、700kmほど走ってきたので、先日取り付けたブースタープラグのインプレなど書いてみようかと思います。(思いつきで書いてるので、後で編集するかも。。)
ちなみに、バックプレッシャーバルブの追加と、ドライブスプロケットの1Tショート化済の、ノーマルマフラー仕様990SMTの話、ということをお忘れなく。
【利点】
・極低速トルクが向上した!
感覚的に言うと、エンストしそうな「ガクガク感」が減った。
アイドリングに毛の生えた程度の回転数でも前に進む勢いなので、
スタート時にさほど回転をあげなくてもいい。
巡航可能な回転数が、2,500rpm → 2,300rpm程度まで引き下げられ、
平地を一定に走るだけなら、2,000rpm以下も可能だった。(KTMなのに)
・アクセルレスポンスが、穏やかになった!
すり抜け走行が、驚くほどラク。
クラッチを握るorスタンバイする回数が半減した?ってぐらいの印象。
あと、これなら、念願だった「ハンドルから手を離す」ことができる、かもしれない。
これまで、ハンドルから手を離す行為は、良すぎる?レスポンスのおかげで、
直進時でもそれなりに勇気が必要だった。
・エンジンブレーキがマイルドになった!
これは言葉通り。
ツーリングペースだと、「とにかくラクできる」「疲れない」。
SMTに限らず、990系LC8エンジンは、エンブレがかなり強烈だけど、
↓みたいな乗り味の変化、といえば少しはイメージしやすいか。
スポーツモード・・・・ストック(購入時)
ノーマルモード・・・・BPV追加+ショート化
ツーリングモード・・・上記+ブースタープラグ
ただこれについては、マイナス面もあって、「強烈なエンジンブレーキの、おいしい使い方(後述)」も使えなくなったのは、少々残念ではある。あと、今後は確実に、ブレーキパッドの減りが早まると思われる。
・クランキング回数が、減った!
これは、冬場のバッテリーあがり対策として、非常にありがたい。
コールドスタート時、セルを回す回数が、「クランキング5回目始動」から、
「クランキング4回目始動」に改善。ホットスタート時に至っては、
「2回目」でかかることもあるくらいだ。
すこし、感動。
・燃費について
少なくとも今回の走行では、普段と同等の結果だった。
高速使用時の燃費があまり伸びなくて18 km/L代 、一般道での燃費が良くなって16 km/L、といった 印象。
燃費 17.61km/L(走行 747km、Gas 42.42L)
※3/4が高速で、1/4が舗装林道的な県道+市街地
【欠点?】
・エンジンブレーキが、、、効かなくなった!?
これまで、エンブレのみで曲がってたようなコーナーは、ブレーキも少し掛けないと曲がれない。
午前中は身体がなかなか慣れなくて、その感覚に馴染むまで、半日以上が必要でした。
・アクセルレスポンスが、穏やかになった!?
いままでのベストパフォーマンスだった4,500rpm~、が、ダルくもっさりし、刺激が減ったかもしれない。
※峠やサーキットを主に走る人なんかには、この点において、オススメできません。
★まとめ
LC8乗り(サーキットメインの方は除く)には、おすすめ~!
★おまけ(本日の1枚)
★おまけ2「強烈なエンジンブレーキの、おいしい使い方」
エンジンブレーキが強力なので、まともなブレーキとして「エンブレ+リアブレーキ」のイメージで使います。
強烈なエンブレを減速方向のトラクションとして使ってやると、フロントタイヤはターン前半に、リアタイヤを軸にしたコンパスのように、すっと回頭してくれます。
ターン後半は、アクセル全閉 → そこそこオープンしたいところですが、通常は強烈な「ドン付き」に悩まされるので、そこは、半クラをちょっと当ててドン付きを逃してやると、4,000~8,000rpmの、LC8のもっともおいしい部分が楽しめます。
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